MIDIコントローラーってなに!
MIDIコントローラーとは、MIDI規格を利用した電子楽器や、機器の制御に用いる、入力機器を表す言葉です。
1番分かりやすい物は、USB接続のMIDIキーボード型ではないでしょうか。
このMIDIキーボードを接続する事で、DTMソフト内のソフトシンセなどがリアルタイムで演奏出来るようになります。
楽器が弾けないくて、ステップレコーディングをされている方にも特に長方されています。
特にマウスだけのピアノ入力には限界があるいし、鍵盤をとりあえず弾く事で、音色などの確認もできます。
気をつけておかないといけない事は、MIDIコントローラーを接続して、ソフトシンセなどをリアルタイムに演奏・録音すると、CPUに圧倒的な負荷が掛かります。
DTMをやる上で、このMIDIコントローラーとソフトシンセ使用時の、CPUとメモリの問題に直面して挫折する人もいるので注意しておいてください。
MIDI規格について
MIDI(ミディ/Musical Instrument Digital Interface)。電子楽器デジタルインタフェースは、電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格です。
DTMをやる以上、このMIDIをよく理解しておかなければいけません。ただ、そう難しく考える必要もありません。
例えば、パソコンに鍵盤型MIDIコントローラーを接続し、ある鍵盤を弾くとMIDIコントローラーは、1〜16のMIDIチャンネルの鍵盤のどのキーをどれくらいの強さで(ベロシティー)どれくらいの間押したか(ゲートタイム)と言う情報を発信します。
コンピュータ(DTMソフト)側では、あらかじめ設定しておいた、MIDIコントローラーのMIDIチャンネルやポートを受信し、ソフトシンセなどが発音したり、MIDIレコーダーに録音・再生されます。
中々、初心者の方には分かりづらいと思うのですが、MIDI=シンセやエフェクター・ミキサーなどの機器を制御するものと考えて頂いたら良いと思います。
DTMをやる上で初心者の方が一番厄介なのは、パソコンの中でMIDI回路とオーディオ回路の接続・設定をやらなければいけない事です。
これは、ソフトによってはあまり気にしなくても良いものありますが、基本的には、自分の頭の中でMIDIとオーディオの回路図が理解できるようになった方が作業効率も上がります。
MIDIコントローラーの種類
MIDIコントローラーは、大きくわけて3種類ほどあります。
【鍵盤型MIDIコントローラー】
鍵盤型MIDIコントローラーはもっともポピュラーなモデルで、形状は鍵盤型をしており、パソコンとUSB接続できるものが近年の主流になりました。
小さいミニキーボードタイプは市場価格、5千円程度購入できます。
また、より深い鍵盤のタッチをお求めになりたい方は、それ相応の物が、比較的安価で販売されています。
注意すべき点は、安いものはやはり、壊れやすいし鍵盤のタッチが簡素です。それから、長時間使用すると肉体的にも精神的にも疲労感が蓄積されますので注意してください。
上記の写真は、KORG nanoKEY2です。
⇒KORG(nanoシリーズ2)紹介youtube動画はコチラ
私も実際にブラックの方を購入してみました。実は他のサイトで大絶賛している人を見かけたですが私的には微妙な感じです。
というのも、ガッツリ鍵盤を弾けるというものではなくて、どちらかというと鍵盤入力装置に近いからです。
ただ、ほとんどの方の購入目的は値段の安さとコンパクトなサイズに引かれた所が大きいでしょう。
確かにそういう意味では、ありがたいのです。
大きさを言葉で表すなら、スマートフォンを縦に2つ並べたくらいと思っていただければ良いと思います。とりあえず、場所を選ばずどこでも使えるのでそういう意味では、とても納得出来ます。
肝心の演奏の方は、子供用のトイピアノ(おもちゃのピアノ)の鍵盤が25鍵ついた物をイメージしてもらえば良いと思います。
付属のUSBケーブルでnanoKEY2をPCを接続すると簡単にソフトシンセの音もならす事が出来ます。
※コルグのサイトでドライバーソフトやコントロールソフトをダウンロード出来ます。
とりあえず、2オクターブあるのでメローディーラインや、簡単なリフ(フレーズ)などを片手でリアルタイムプレイ&入力する事が出来ます。
ただ、両手でガッツリ演奏するのは厳しいです。普段ピアノを弾いている方は、打鍵時のタッチの浅い事に難色を示すでしょう。
しかし、そういう点を踏まえた上で、手軽にDTMをやりたい人達には、とても人気のアイテムなのです。
それから、鍵盤を押してからソフトシンセの音が遅れる場合は、DAWソフトのオーディオドライバーの設定をASIOに変えたり、レイシティーを上げる事で解消出来ます。
ちなみにnanoKEY2を購入すると、M1LeやEzDrummer LiteなどがバンドルされているためnanoKYE2の中に入っているカードのライセンスコードでコルグのサイトからダウンロード出来るようになっています。
なかには、KORGのM1Leがお目当てで購入する人もいるみたいです。
興味のある方は下記リンクから購入できますので覗いて見て下さい。
⇒石橋楽器のKORG/nano KEY2ブラックの紹介ページはコチラ
⇒Amazon.co.jpのKORG/nano KEY2ブラックの紹介ページはコチラ
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【パット型MIDIコントローラー】
その名の通り、パット型の形状をしており、主にドラムやパーカッション音源の入力ツールとして使用されます。
別にドラムの打ち込みなら鍵盤型MIDIコントローラーでも出来るんじゃないのと思う方もいると思うのですが、やはりパット型の方がドラムロールの打ち込みやグルーヴを追求する場合には有利です。
上記の写真は、KORG nanoPAD2です。
⇒KORG(nanoシリーズ2)紹介youtube動画はコチラ
nanoKEYがちょっと気に入ったので、またもやブラックの方を購入してみました。どうしてブラックばかり買うのか?それは、これ系のアイテムの白いヤツはスグに黄ばんでしまうという過去の苦い経験があるからです。
各種ドライバー・コントロールソフトは、nanoKEY2で既にインストールされていれば、後はUSB接続するだけです。
初めて使用する方はKORGのサイトからダウンロードしてインストールして下さい。
紹介動画では、氏家氏が軽やかにプレイしていますが、実際には他のサイトでの評価同様に、パッドが少し硬く感じます。
KAOSSILATORの様なX-Yパッドの面積も小さく、少し使いずらいです。
しかし、タッチ・スケール機能やGATE ARP機能などがとても便利で、ドラムロールやグリッヂなどの表現が簡単に出来ます。
特にGATE ARP機能は、楽器が演奏出来ない人でもパッド押して、X-Yパッドを制御するだけで簡単にシンセサイザーのフレーズやリズムを鳴らす事が出来るので、とても便利です。
nanoPAD2もnanoKEY2同様にM1LeやEzDrummer LiteなどがバンドルされているのでnanoPAD2の箱の中に入っているカードのライセンスコードでコルグのサイトからダウンロード出来ます。
興味のある方は下記リンクから購入できますので覗いて見て下さい。
⇒石橋楽器のKORG/nano PAD2ブラックの紹介ページはコチラ
⇒Amazon.co.jpのKORG/nano PAD2ブラックの紹介ページはコチラ
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【フェーダー型MIDIコントローラー】
いよいよ打ち込みが終わり、ミックスの工程に入った時にフェーダーやつまみを、マウスでグリグリやらなくてはなりませ。
そんな時に、フェーダー型MIDIコントローラーがあると、ソフトの中のミキシングコンソールとリンクして使用できるので、作業もスピーディーになります。
上記の写真は、KORG nano KONTROL2です。
⇒KORG(nanoシリーズ2)紹介youtube動画はコチラ
私の場合は、YAMAHAのMOTIFを使用しFL Studioにアサイン(Link to)しているので、この機材は必要ありませんでした。
でも、欲しい…。やはり、この省スペースに、これだけの機能がつまっているのは魅力的です。
MIDIコントローラーは、ミキシングフェーダーをコントロールするだけの機材ではありません。
DAWソフトの中で、ソフトシンセを演奏しながら、いろんなツマミをリアルタイムにグリグリしたくなりませんか?
時々、ディスプレーの中に思わず手を突っ込みたくなりますよね。
そう、それなのです。
画面の中のツマミやボタン、フェーダーと、自分の手元にあるコントローラーをつなぐ装置。それがMIDIコントローラーです。
なくても、全然平気なのですが、あると凄くありがたい機材です。
おまけに、KORG nano KONTROL2は省スペースなので場所もとらないし、どこへでも持って行けます。
USB接続出来る、ワークステーションシンセサイザーや高機能MIDIキーボードがない人には、おすすめです。
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